「年々台風の数は増加している。」
一度はお聞きになったことがあるのでは
ないでしょうか。
しかし昨日
気象庁が台風についての新たな研究を発表。
「台風の速度が今後遅くなる」
というのです。
一体どういうことなのでしょうか。
台風の速度が遅くなる？
台風の速度が遅くなる。
その理由として挙げられるのが
地球温暖化です。
気象庁の文書を抜粋すると
「地球温暖化が進むと
台風の移動速度が遅くなり
日本に接近・上陸した場合は
風雨の影響が長引く。」
というのです。
また
「台風の移動速度は熱帯や亜熱帯では
現在とあまり変わらないが
日本を含む中緯度帯では
約10％遅くなる
」
」ということも言われています。
理由としましては
「日本付近で上空の偏西風が北上し
台風を移動させる風が弱くなるから。」
その影響は・・・？
では
台風のスピードが遅くなると
何が起こるのでしょうか。
答えはシンプル。
「風雨量・降水量の増加」です。
この研究によると
昨年
関東（那珂川や久慈川）で大きな被害をもたらした
台風19号についても
「台風の速度が平年比で約4割遅かった」
そうなのです。
今後このようなクラスの台風が
増えてくると考えると
やはり
事前の対策が必須といえるでしょう。
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